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 うちのフロンティア2

 先日 http://illhdc.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_6c02.html なんて日記を書きましたが・・・

 昨日の朝、亡くなってしまいました。

 先週の木曜日から生と死の狭間で格闘している祖母に最後の励ましをしてまいりましたが、最期は苦しむことなく穏やかにその時を迎えたようです。

 今日は勝手ですが個人名をお出しして(お許しください)ここで何かを語ってみたいと思います。

 私が物心ついた時には祖父も祖母も父も白衣を着て他の方々のお口の中に手やら器具やらでなんかしてました。当時は歯医者が少なかった時代です。朝の5時には患者さんが待合室にいらっしゃって9時の開院時間をお待ちいただく状態でした。今では考えられないぐらい歯医者が不足している時代があったようです。

 ここ以降は祖母に聞いたり昨日祖母の兄弟の方に聞いた話ですが、私が生まれる以前は付近の町村に歯科医師がいなかったので「往診」もとても多かったと

 「往診」確かに今は介護保険も確立されてきましたので「在宅歯科治療」を積極的に行っている先生も多いともいますが・・・当時は???

 またビックリしてしまいました。車が発達していない時代に祖母も自転車にリヤカーを繋げてそれに歯科機材を積んで片道30キロの道のりを駆けつける。出かければ1週間帰ってこない。朝から晩まで(むし歯治療ではなく)欠損補綴・・・入れ歯作りに追われていたそうです。時代背景上予防とか初期治療なんてニーズはなかったのでしょう。

 話は戻りますが、私の環境ですので歯科医師会での親睦会に小さい頃から「参加」してましたので(というか連れて行かれてましたので)明治・大正・昭和初期生まれの先輩の先生方には大変可愛がって頂きました。

 古舘健三先生、浅原善康先生、小川武正先生

 本当に「癖のある」先生方ですが、歯科医師としての生き様は本当に凄みがありました。最初は優しいおじさん達でしたが、私がこの道に進み始めた頃からは「薫陶」と「歯科医師はどうあるべきであるのか」ご自分の経験談を熱く教えていただきました。

 祖父も祖母も3名の先生方ももう私に直接メッセージを伝えていただけない所におられます。が、先生方の「精神」をほんのちょっとですが分かってきた様な気もしますし、まだまだ修行なり経験なり謙虚さなり足りないのも重々承知しているつもりです。

 これから数日祖母を見送るセレモニーが始まります。

 田舎にいるからこそ田舎臭いことが非常に嫌いな祖母でした。

 さりげなくそして穏やかにお別れしたいと考えています。

 患者さんにおかれましては臨時に診療をお休みさせて頂く事になります。ご理解を賜れますようお願い申し上げます。

 ホームページ、電話等で詳しくはご案内いたします。(現在の段階で決定しておりませんが25日午前10時前後にHPを更新いたしますので申し訳ございませんがそちらでご確認ください。)

 なお、本日の診療(25日)は通常通り診療いたします。

 混乱していて本当にすみません。

 

 

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